持続可能なデジタルジャーナリズムの追求のためには、編集面のスキルだけでなく、プロダクトデザイン/フロントエンド開発のスキルも必要不可欠であると私は考えます。
それらを学ぶため、2019年、東南アジアで最も先進的なオンラインメディアの1つであるマレーシアキニでのインターンシップに参加しました。3ヶ月間、取材活動も続けるかたわら、Webサイトのデザインや、Google News Initiativeの APAC Innovation Challengeから出資を受けたメンバーシップ強化プロジェクト、Kini Communityのワイヤーフレーミングに携わりました。
そこで培ったスキルをもとに、以下のようなプロジェクトを通じて、ニュース消費のUXを高めることを目指してきました。
ニュースレター「TDPage」
インディアナ州最古の歴史を誇る大学新聞、The DePauwのプロダクトマネージャーに就任して最初の仕事として行ったのが、ニュースレターの新設です。毎週日曜日の発行に向けて執筆・編集も1人で行っています。
ニュースレターツールのMailChimpを用いて、成功しているメディアに学びトライアンドエラーを繰り返しながら、デジタル読者開発のためのベストプラクティスを追求しています。
データジャーナリズム
データ抽出・前処理・視覚化のツール(Import.io, Visualping, Tabula, OpenRefine, Google Sheet, Flourish, Infogram等)を駆使し、以下のようなデータ記事を書いてきました。
- 全米で高まる奴隷解放記念日Juneteenthへの関心(Barron’s・ペイウォール記事)
- インディアナ州・イリノイ州の新型コロナウイルス感染状況マップ(大学新聞)
- 視覚化データでわかる近年の入学者動向(大学新聞・共著)
- マレーシアのハラル産業の輸出額が急落した理由(マレーシアキニ・ペイウォール記事)、他
KantaroKomiya.com
このポートフォリオサイトは、WordPress有料テーマ「RichOne」をもとに、自らのHTML, CSS, PHP, JavaScriptの知識とデザインスキルを用いて作成しました。
このサイトをサンドボックスとして、The DePauw のオンライン版、TheDePauw.comのデザインの改善にも取り組んでいます。Google Analytics等を用いたオーディエンス分析にも携わっていました。